"アルクビエレ・ドライブは、超巨大なリング型装置の中央にラグビーボールのような楕円形の宇宙船を配置。宇宙船の前方の空間を収縮、後方の空間を膨張させる時空を生み出し、宇宙船は平坦な時空の泡の中にいることでワープさせるというもの。恒星間宇宙飛行の実現を目指すエンジニアと科学者のグループ、Icarus InterstellarのRichard Obousy氏は「宇宙のすべては光速度によって制限されます。しかし、真にクールなことは、時空と呼ばれる宇宙の骨組みは、光速度による制限を受けないということです」と語っています。アルクビエレの概念に基づけば、宇宙船は光速の約10倍を達成することもできるはず。これまでの研究では、このワープ航法の実現には最低でも木星の質量エネルギーに等しいだけのエネルギーが必要になるとみられていました。 ホワイトさんは最近、宇宙船を包むリングの形が水平な輪っかではなく、丸いドーナツ状なら何が起きるかを計算しました。この場合、ワープ航法に必要なのはNASAが1977年に打ち上げたボイジャー1号ぐらいの質量エネルギーであることがわかりました。さらに、空間歪曲の強さが時間と共に変動するなら、必要エネルギーをより減らせると、ホワイトさんは気付きました。"

「ワープ航法」は以前よりも現実の領域に近づいたとNASA研究者が語る - GIGAZINE